*STORYのある器で、愛のある盛り付けを*

「料理は人に感動を与え一生の記憶に残る物」。レストランのようにプロが施すスタイリングも素敵だけれど、もっと手軽に家族や来客をワーっと驚かせるアットホームな盛り付けの方が心地良い。誰にでも手が届きそうな親しみのあるスタイリングで、今日から貴女も盛り付け美人を目指しませんか?

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二人展に向けて/工房取材レポート③

昨日の対談の続きをお届けします。

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~大人かわいいアクセサリ作家でもある橋本さんの工房で見つけた素焼き前の作品~


H: 後藤さんと被るんですけど、私も皮細工の道具持ってました。
   自分でもやろうと思って。

G: え~ほんとですか?
   でも橋本さんは確かウィンドサーフィンの国体選手だったんですよね?

H: あ、はい。小さい時は運動音痴だったんですけどね(^-^;

G: それはビックリですね~。でもなんでウィンド国体選手が陶芸家を目指すことになったんですか?  
   180℃違うジャンルだと思うんですけど。

H: きっかけは、職場の同僚に陶芸教室に一緒に行かない?って誘われたからです。
   教室で作っていた作品が溜ってきたときに、知人のギャラリーで販売してみないかと言われ
   興味半分で自作の器を出品したところ、完売してしまって!!
   あ~こんな仕事もあるんだなぁって思いました(笑

G: 初の作品展で完売ってすごいですよね~!

H: その後ウィンドで足を怪我してしまい、入院中に見舞いに来てくれた友人が
  陶芸雑誌を持ってきてくれて、その雑誌に京都造形大学の入学案内が載っていて
  ちゃんと勉強してみようかと。

G: ウィンド現役選手にも関わらずスゴイ行動力ですよね~!

H: 大学に行ったら、陶芸の中にも様々な技法があって、
  ライバルの少ない石膏型とてびねりに特化した作家になろうと思ったんです。
  
   そういえば後藤さんは木工する前にサラリーマンをされていたんですよね?

G: はい。名古屋の自動車とバイクの部品メーカーに勤めていました。
   常に機械を扱う職場だったのですが、高度な技術を求められるわけでもなく、
   仕事は単調で全く面白味がなかったんです。

   上司にはかなり引き留められましたが結局2年で退職し、地元大分に戻り
   その時はいよいよ革の仕事をしようと思っていたのですが、
   雑誌などを見ていると同業者が沢山いることを知り木工を選びました。

   木はなかなか思うように手に入らないし入ったとしても、しばらく寝かせないと使えなかったり。
   実際には革よりも木工の方がずっと厳しい世界だったと言う事を後になって知りました(苦笑)
    
   木工は流石に独学ではなくアトリエときさんの所で修業させていただきました。 

H: わ~あの湯布院で名門の!
G: はい。ときさんとお会いしたその日に「明日から来い!」と言われて・・。


              +



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あれから10年以上の年月が流れ、今はベテランの木工作家に成長した後藤さんです^^

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奇想天外な発想をもつ後藤さんと橋本さんのチャレンジはまだまだ果てしなく続きます。


| 作家さんの工房を訪ねて | 22:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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二人展に向けて/工房取材レポート②

ここからはお二人の対談になります。
  (H:橋本さん/G:後藤さん/M:gwanko) 

M. 小さい頃なりたかった職業は何でしたか?

H. ん~~~ 何でしょう?幼稚園の先生になりたかったと卒業文集には書いたけど
  本当は"黄金バッ"トになりたかったんですよね~笑
G. え~~黄金バット?
H. はい。近所の男のコたちと遊んでいるうちに、
   本当に飛べると思ってマットの上で何度も練習しました。
G. 橋本さん すごいですね~(@_@) 
僕は子供の頃は特になりたい職業は無かったですけど・・
   高校の時に、革のクラフトに興味があって革職人に憧れていました。
その時の作品がこれです。自分にはモノづくりが向いているとその頃から気づいていて
独学で革バックを作っていたりしてたんです。
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+




後藤さんが10代の頃に作られたバックを拝見しひどく感動してしまいました。
手先の器用さって天から与えられたギフトなんだと思いました。
私にはそのギフトは降りてこなかったな~おんおん😢


さて、工房取材レポ③では、
20代の頃にウィンドサーフィンとヨットの国体選手をされていたという
華々しい経歴を持つ橋本尚美さんの、陶芸家になるまでの
面白すぎるストーリーをお伝えいたします。

| 作家さんの工房を訪ねて | 22:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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二人展に向けて/工房取材レポート①

12/12~ 橋本尚美さんと後藤文生さんの二人展を開催いたします。
それに向けて、お二人の活動をこちらでもお届けしていきたいと思います。

このシリーズ、何回かに分けて投稿しますので
是非最後までお付き合いいただければ幸いです。

【H29.10/29  工房取材レポート①】
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この日の午前中は、橋本尚美さんの工房にお邪魔してきました。
陶芸家と言えば、通常はロクロを回して器を作る方が大多数なのですが
尚美さんはロクロは使いません。(*手びねりの場合のみ手動ロクロを使われてますが)

普段は石膏型と言って、土を模る容器作りをデザインする所からすべてが始まります。
この型を作る作業はとても肝心な工程で尚美さんにとって一番時間がかかるそうです。
デザインするのに4,5日も考える事があるとか。

一般的な作陶はロクロで回しながら形を何度も変更が可能ですが
型は最初に決めたらそれが原形になりますから一番大切な部分なのです。
また、色々な計算も必要になってきます。
立体的(3D)に考えることが苦手な私としてはリスペクトです!

この日は、ちょうどIVORYがオーダーしていたシチュウ鉢を作ってる所を見せて頂きました。
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この丸い円柱型に土を流していきます。
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タイマーを使って時間待ちです。土が程よい状態になってきたら、この器に不要な土をバケツに戻します。
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フチの処理を施します。
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型を外していきます。
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シチュウ鉢の場合は三分割の型でしたが二分割や四分割の型もあるそうです。
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型の境界線の跡が凄くお洒落な縦ラインに。

あとはヤスリをかけて素焼きをして、施釉して本焼き~仕上げ。。と、まだまだ工程は続きます。

一緒にタイマーを待っている時に思ったことがあります。
器作りはパン作りに似てるなって。
最終的にオーブンで焼いて出来上がりですからね!

工房に居る間ずっと、「まるで厨房に居るみたいね。」って二人で話してました(笑)



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午後は後藤さんの工房へ尚美さんの運転で移動しました。
飯田高原は観光地でもありますので、やっぱりいつ来ても眺めがいいです~~。
こんなに空気の良いところでお仕事ができるのは本当に羨ましい!
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やっぱし道具を見せてもらわないと!!
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後藤さんの手仕事風景もチラ見せ。
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コースタープレートが何枚か重なっていますね。
市松模様やヘリボーンやダイヤモンドetcの柄彫をしている木工作家さんは珍しく他に類を見ません。
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「時々何も(柄彫り)しない方が美しいと思う木と出会ってしまう事も。
そんな時は彫らずにそのままの美しさを残すようにしています。」と熱く語っていたことが印象的でした。

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今回、新しい試みでケーキ角皿や
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ディスプレイ台皿も作ってくださる事になっています。

楽しみにしていてくださいね!!

| 作家さんの工房を訪ねて | 19:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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京都・ふるいともかずさんの工房に訪問!

やっとやっとの念願が叶って
昨日ふるいさんの工房(京都・奥丹波)へ行くことが実現しました。
朝新幹線に乗って日帰りの旅。
途中アクシデントもあってマオちゃんに迷惑かけちゃったけど(>_<)
無事にふるいさんにお会いすることが出来ました♪
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電車到着の時間に胡麻駅までお迎えに来ていただきました!!
実に3年半ぶりの再会でした。

お元気そうなふるいさんと奥様。奥様は6か月の赤ちゃんを抱っこされていて
「今年次男が生まれたんです~」とのこと。
千葉市川のクラフト展(工房からの風)で初めてお逢いしてから
もう4年も経つのかぁ~と灌漑深いものがありました。
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お昼をご近所のお洒落な和カフェで頂いて、いざ工房へ・・。
ふるいさんの工房はそれはそれは壮大な建物で大変ご立派!
この広い工房で一人でお仕事されているなんてビックリでした!

同じ敷地内に新築されたばかりのお洒落なご自宅にも感動しました♡
インテリアコーディネーターをされていた奥様のアイデアが融合された
ふるいさん手作りの家具作品が至る場所に置かれていて
このシアワセ空間に美味しい黒豆茶を頂きながらマオちゃんと二人どっぷり浸かってきました!
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一番最初に目に飛び込んできたのはこのランプシェード!
もちろんふるいさん作です♡
木のランプシェードはマオちゃんも私も初めてのことで
この風情にしばし見惚れて深い溜息が~~♡♡♡
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電気を点けたり消したりしてもらって撮影会がスタート(笑)
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広~いリビングにはふるいさん作のステキ座卓を発見!
*ダイニングテーブルの写真撮り忘れました😢

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こちらは作業のシーンをスタイドショーに加工したものです。
ふるいさんが作っていらっしゃるのは大人気の丸盆!

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乾燥中の丸盆。そして
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プレート類やランプシェード(傘)etc
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ふるいさんの思い入れある「ざぼん」
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さざなみプレート(特大サイズ)
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他にも出荷スタンバイ中の沢山の作品たちと逢ってきましたよ!

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ということで・・・
IVORYでのWEB個展は8/30スタートとなります!

今後詳細はインスタでお知らせしてまいります。
ご登録がまだの方はコチラにて!

アカウント名 :utsuwa_ivory



| 作家さんの工房を訪ねて | 18:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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会津出張旅行記②


■漆器が出来るまで

漆器(木工品)が出来るまでは長い長い工程があり、ざっくりとお話しますと
森の中で木を伐採し加工ができるよう数年寝かせ
漆は漆の木を掻いて樹液を採るところから始まります。

陶芸やガラスのように0からのスタートではありません。
むしろマイナスからのスタートと言っても良いかも...です。

漆器は木工師、塗り師、蒔絵師・・と分業制が一般的ですから
冨樫さんは、塗り師として活動されていらっしゃいます。

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十分に乾いた木材を木工師さんがこんな風に成形していきます。
冨樫さんはこの時点でご自身の欲しい形に仕上げてもらえるよう
細かくリクエストを出しながら作品作りをされているそうです。
(木工師さんとの信頼関係が無いと出来ないことですよねぇ。)

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木地の成形ができた後初めて塗り師の出番となります。
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■道具や材料にもホンモノ志向で

冨樫さんは国産の漆、国産の道具を惜しみなく使うことにコダワリを持っていらっしゃいます。
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裏話ですが・・・
漆を塗る刷毛には人毛が使用されていて、日本人の毛髪は
中国人の毛髪を使ったものの5倍のお値段なんですって‼
もちろん冨樫さんは日本人バージョンをご愛用されてます^^

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こちらは錫と墨を合わせたものです。漆に独特な風合いを齎せるために使います。
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私が一目ぼれした幻想的な「四分一」シリーズは
この粉によって表現されていることが分かりました。
ナゾが解けてうれしかった~^^


■漆の豆知識

1本の漆の木から採れる樹液って、年間でどのくらいかご存知ですか?
正解は、たったの200ccこれだけしか採れないんですって!

また漆を乾かすには湿気が必要になるんですって。
空気中の水分で硬化するらしく、まったく洗濯物の逆で乾く性質があるそうです。

なんともミステリアスな話ですよね。


■伊勢志摩サミットで採用された杯。嗚呼それなのに...

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冨樫さんのゴブレットが、去年5月に行われた伊勢志摩サミットの会食の席で使われる予定でした。
しかし木地の準備が間に合わず、直前でお話がボツになってしまったそうです。
なんとも勿体なくて切ないお話で・・・涙が出そうでした~(T_T)

■会津の街はハートフル💗

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桜の花はまだ綻びはじめた程度でしたが、そろそろ見頃になっているはずですね。

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雪がまだ残る磐梯山~鶴ヶ城からの眺め。

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風情のある街並み。
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すごくセンスのいいギャラリーを見つけ中に入ると
おぉぉ!!冨樫さんのお重箱を発見!やっぱり素敵でした~~。

会津の街で出逢う人たちは皆対応が暖か(特に話し方が優しいのです❤)
また訪れてみたいな~と心から思いました。

次回は東山♨や郡山にも足を伸ばしたいなぁ~。

<冨樫孝男さんの展示会、企画展>
新宿伊勢丹や六本木ミッドタウン内にて開催の企画展に
ご出品予定があるそうです。
詳細分かりましたらまたご案内いたしますね!

| 作家さんの工房を訪ねて | 18:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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