*STORYのある器で、愛のある盛り付けを*

「料理は人に感動を与え一生の記憶に残る物」。レストランのようにプロが施すスタイリングも素敵だけれど、もっと手軽に家族や来客をワーっと驚かせるアットホームな盛り付けの方が心地良い。誰にでも手が届きそうな親しみのあるスタイリングで、今日から貴女も盛り付け美人を目指しませんか?

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会津出張旅行記②


■漆器が出来るまで

漆器(木工品)が出来るまでは長い長い工程があり、ざっくりとお話しますと
森の中で木を伐採し加工ができるよう数年寝かせ
漆は漆の木を掻いて樹液を採るところから始まります。

陶芸やガラスのように0からのスタートではありません。
むしろマイナスからのスタートと言っても良いかも...です。

漆器は木工師、塗り師、蒔絵師・・と分業制が一般的ですから
冨樫さんは、塗り師として活動されていらっしゃいます。

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十分に乾いた木材を木工師さんがこんな風に成形していきます。
冨樫さんはこの時点でご自身の欲しい形に仕上げてもらえるよう
細かくリクエストを出しながら作品作りをされているそうです。
(木工師さんとの信頼関係が無いと出来ないことですよねぇ。)

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木地の成形ができた後初めて塗り師の出番となります。
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■道具や材料にもホンモノ志向で

冨樫さんは国産の漆、国産の道具を惜しみなく使うことにコダワリを持っていらっしゃいます。
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裏話ですが・・・
漆を塗る刷毛には人毛が使用されていて、日本人の毛髪は
中国人の毛髪を使ったものの5倍のお値段なんですって‼
もちろん冨樫さんは日本人バージョンをご愛用されてます^^

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こちらは錫と墨を合わせたものです。漆に独特な風合いを齎せるために使います。
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私が一目ぼれした幻想的な「四分一」シリーズは
この粉によって表現されていることが分かりました。
ナゾが解けてうれしかった~^^


■漆の豆知識

1本の漆の木から採れる樹液って、年間でどのくらいかご存知ですか?
正解は、たったの200ccこれだけしか採れないんですって!

また漆を乾かすには湿気が必要になるんですって。
空気中の水分で硬化するらしく、まったく洗濯物の逆で乾く性質があるそうです。

なんともミステリアスな話ですよね。


■伊勢志摩サミットで採用された杯。嗚呼それなのに...

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冨樫さんのゴブレットが、去年5月に行われた伊勢志摩サミットの会食の席で使われる予定でした。
しかし木地の準備が間に合わず、直前でお話がボツになってしまったそうです。
なんとも勿体なくて切ないお話で・・・涙が出そうでした~(T_T)

■会津の街はハートフル💗

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桜の花はまだ綻びはじめた程度でしたが、そろそろ見頃になっているはずですね。

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雪がまだ残る磐梯山~鶴ヶ城からの眺め。

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風情のある街並み。
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すごくセンスのいいギャラリーを見つけ中に入ると
おぉぉ!!冨樫さんのお重箱を発見!やっぱり素敵でした~~。

会津の街で出逢う人たちは皆対応が暖か(特に話し方が優しいのです❤)
また訪れてみたいな~と心から思いました。

次回は東山♨や郡山にも足を伸ばしたいなぁ~。

<冨樫孝男さんの展示会、企画展>
新宿伊勢丹や六本木ミッドタウン内にて開催の企画展に
ご出品予定があるそうです。
詳細分かりましたらまたご案内いたしますね!

| 作家さんの工房を訪ねて | 18:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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